カースト制は、インドに侵略したアーリア人がB.C.1000年頃つくった身分制度である。
神官(司祭者)を第一身分(バラモン)、王侯・貴族・武士を第二身分(クシャトリア)、商人や農民などの庶民を第三身分(ヴァイシャ)、奴隷(従属民)を最下位の第四身分(シュードラ)とした。この四つの基本的な身分の区分をヴァルナ(種姓)という。
奴隷の多くは先住民だった。
身分は細かく数千にも細分された。
ちがう身分の人と結婚する事も許されなかった。
さらに、職業も変える事が出来なかった。
特に最下層民は“アンタッチャブル”と呼ばれて非常に卑しいものだとされ、差別された。