これは少し意地悪問題でしたけど、上皿天びんで何をするかを指定していないところに注目してください。つまり、一定の重さのものを量りとるときと、モノの重さを量るときで、のせるほうは違うということです。
通常、量をかえる方を利き手側にします。もし、モノの重さを量りたいときは、分銅をかえるのですから、分銅を利き手(問題では左)側にします。逆に、一定量の必要な重さを量りとるときは、分銅を利き手と反対にのせ、試薬等のはかりとりたいものを利き手側にのせます。
モノの重さを量る場合、分銅は少し重いと思われるものからのせ、その後、軽いものに取り替えたり、追加したりしてつりあわせる。